1964年 ホンダ 耕うん機|富士を背に拓く、新しい農業の風景

1964年のホンダ耕耘機F190・F60広告。富士山を背景に赤い耕耘機を操る女性。 技術の足跡

見事な富士山と青い海を背に、真っ赤な耕うん機を涼やかに操る女性の姿。1964年のホンダの広告は、農業=男性の重労働という従来のイメージを軽やかに打ち破り、誰もが扱いやすい新しい時代の農作業を提示しました。

オートバイで世界を制したホンダが、その信頼できる4サイクルエンジンを惜しみなく大地に注ぎ込んだ一台。「全国統一価格」という明瞭な打ち出しにも、近代的な販売システムで日本の農村をアップデートしようとする本田技研の挑戦的な姿勢が表れています。

青空の下、エンジンの心地よい鼓動とともに土を切り拓いていく鮮やかな情景。より豊かで効率的な明日を信じ、真っ直ぐにハンドルを握った人々の前向きなエネルギーが、時代を超えて爽やかな風を運んできます。