名車と美学

1970年 ヤナセ フォルクスワーゲン|関税が下がった日、ビートルも値下がりした

1970年のヤナセによるフォルクスワーゲン新価格雑誌広告を読む。関税引き下げにより旧価格¥756,000から¥698,000へ値下がりしたVW1200ほか、VW1300・1500C・1600 LE/TLE・411Lの全モデル価格を掲載。輸入車関税の歴史と1970年代の日本における外車事情を解説します。
名車と美学

1971年 トヨタ セリカ|「恋はセリカで」

1971年の初代トヨタ セリカ(TA22型)雑誌広告を読む。外国人モデルと赤いクーペを組み合わせた大胆なビジュアル、「恋はセリカで」というコピー。日本初のスペシャルティカーが打ち出した「ロマンの世界」の意味と、ダルマセリカの技術背景を解説します。
感性の記憶

1972年 オメガ エレクトロニック f300|クォーツ前夜の精度競争

精度を強調したオメガの広告です。本文には、「1日の平均誤差は、わずかに2秒内!」、「電子クロノメーターの93%をオメガが制覇している」とあります。さらに、「電池の交換は1年1度だけでOK」、「たとえ1...
至福のひととき

1983年 日本たばこ産業 JT マイルドセブン セレクト|ジャズをまとって新登場

1983年の日本専売公社「マイルドセブン・セレクト」新登場雑誌広告を読む。「SELECT LIVE UNDER THE SKY '83」の東京・大阪・名古屋・福岡・仙台全公演スケジュールと出演者をそのまま紙面に載せた、たばこ広告とジャズフェスの異色の融合を解説します。
技術の足跡

1970年 三洋電機 カセット|世界最小クラスの情報タンク

1970年のサンヨー カセットミニ MR-5080広告を紹介します。「世界最小のカセット」「ビジネスマンの情報タンクです」というコピー、幅8.8cm・高さ14cm・奥行3.6cm、現金正価27,800円などから、携帯録音機の初期像を読み解きます。
至福のひととき

1986年 日本たばこ産業 JT マイルドセブン ライト|風はライトへ。

1986年に新登場したマイルドセブン ライト(20本入200円)の雑誌広告を読む。紺碧の海と白い帆船という清潔なビジュアルが伝えた「軽さへの転換」と、ライト系たばこが市場を塗り替えていった時代背景を解説します。
名車と美学

1982年 ヨコハマタイヤ ADVAN|2つの高性能タイヤ

1982年のヨコハマタイヤADVAN HF広告。レーシングスリックの思想を取り込んだType-Dと、アドバンHFを進化させたType-C。2モデルの設計思想の違い、205/70HR14から175/70HR12までのサイズ展開とともに、1980年代初頭の高性能ラジアル市場を読み解きます。
名車と美学

1982年 マツダ ファミリア|FF車日本第1位

1982年のマツダ ファミリア雑誌広告。FF車年間登録台数日本第1位(1981年実績)と82年モンテカルロラリークラス優勝を同時に訴求。1490ccOHC・85ps・10モード燃費16.5km/ℓのスペックと、ハワイロケで撮影されたオレンジのハッチバックの背景を読み解きます。
社会の肖像

1971年 信越化学工業 シリコーン|信越化学が夢見ています。

1971年の信越化学工業の雑誌広告。シリコーンの選択透過膜による海底住宅、シリコン半導体を応用した面冷暖房——当時の技術者たちが本気で描いていた未来像を、広告の本文テキストをもとに読み解きます。
感性の記憶

1984年 ぺんてる ハイポリマー100|ロボットスーツが売った「折れない芯」

1984年発売のぺんてるハイポリマー100。「芯強度100」を謳い、白と銀のケースとワンタッチキャップで登場した0.5mm芯。近未来的なアーマー姿の男性を起用した広告ビジュアルとともに、当時のシャープペンシル芯市場の競争を読み解きます。